前日光醸造所について
About Us


栃木県鹿沼市のさらに奥地、
日光連山の南麓に広がる
水と緑の郷「前日光」で醸す。
前日光エリアは日光国立公園の一部として広大な山岳地帯と自然豊かな森林が広がります。この地は極めて良質な水質と透明度を誇る大芦川をはじめ、思川、粟野川といった複数の清流に縁取られ、川沿いには豊潤な緑が広がり、四季折々の美景を堪能することができます。春は川沿いの桜並木や山桜を楽しみ、夏季は涼を求めて多くの人々がこの地を訪れ川遊びや釣りに興じ、秋には渓谷が紅葉に染まる、水と緑の郷として知られています。
私たちはこの水と緑に恵まれた環境を、酒造りの舞台に選びました。


廃校になった小学校の再生
私たちは2015年に廃校となった上粕尾小学校をリノベーションして日本酒の醸造所として再生させました。良質な水と自然を活かし、酒蔵見学や酒造り体験を提供する観光資源として活用し、鹿沼市で地域のシンボルとなる地酒を作り、中山間地域に雇用を創出することを目指しています。


池島酒造からの
事業承継と再生
栃木県大田原市で明治40年創業の池嶋酒造が造る「池錦」は地域の人々に愛されてきました。初代 池嶋仙之丞の家訓「主人自ら蔵に入るべし」を守り、4代目の池嶋英哲社長も杜氏と共に手造りの酒を誇りとしてきましたが、健康上の問題で酒造りが継続できなくなります。そこで、私たちは池嶋酒造の精神を引き継ぎ、鹿沼市に酒蔵を移転開業しました。


時を超えた鹿沼地酒の再生
鹿沼市はかつて酒蔵が多く地酒で参拝客を楽しませていましたが、1987年以降は地酒がなくなりました。私たちは地元で育てたお米を使って鹿沼の地酒をお米から作ろうと考え、鹿沼市産の「イセヒカリ」と「山田錦」を育てていただいております。2024年秋の収穫分から鹿沼のお米を使った鹿沼の地酒を仕込み始める予定で、地域のシンボルとなりえるような鹿沼地酒の再生を目指しています。

Factory Store
醸造所直売所のご案内
搾りたてとの、
一期一会を楽しむ。
前日光醸造所には搾りたての日本酒を量り売りでお買い求めいただける直売所を併設しております。酒米、精米歩合、酵母、上槽方法など様々な工程を変えて醸造していますので、ひとつとして同じお酒はありません。今日、この日出会ったお酒との一期一会をお楽しみください。
- 直売所営業時間
- 土日:10時〜15時
- 平日:13時〜15時
- (平日にご来店の際は蔵人にお声がけください。平日は仕込み状況によって
対応できない場合があるため、事前にお電話をお願いいたします) - 定休日:不定休
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